EVENTイベント

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東京会場

民藝フィルムアーカイブ上映会
「小鹿田焼 ― 親から子へ 脈々と受け継がれるやきものの里」

1954年に柳宗悦やバーナード・リーチらが小鹿田を訪れた時の記録映像などで現在に続く小鹿田焼を紹介します。
※解説は手話通訳つき

「ONDA 1954」© Marty Gross Film Productions Inc.
「POTTERS AT WORK」© Marty Gross Film Productions Inc.
日時 2024年5月6日(月・振休)
15:00-16:30(開場14:30)
会場 世田谷美術館 講堂
定員 先着140名
※当日14:00より講堂前にて整理券を配布します
参加費 無料

講演会「暮らしのなかの民藝」

本展監修者である森谷美保氏に、柳宗悦が説いた民藝の思想をはじめ、民藝運動で柳や同人たちが着目した暮らしのなかの美への眼差しなど、出品作にまつわるエピソードや解説を軸としてお話しいただきます。

日時 2024年5月19日(日)
15:00-16:30(開場14:30)
講師 森谷美保(本展監修者・美術史家)
※手話通訳つき
会場 世田谷美術館 講堂
定員 先着140名
※当日14:00より講堂前にて整理券を配布します
参加費 無料

◎講師プロフィール

森谷美保本展監修/美術史家

神奈川県生まれ。1992年よりそごう美術館学芸員として勤務(2014年退職)。現在は実践女子大学、学習院大学などの非常勤講師。専門は民藝、近代工芸史。そごう美術館在職中に「モダンデザインの先駆者 富本憲吉展」「日本民藝館所蔵 李朝の工藝展」「棟方志功と柳宗悦展」「ノリタケデザイン100年の歴史」「黒田辰秋の世界」などを企画。美術館退職後、「明治有田 超絶の美」展(2015年)をはじめとする陶芸関連の展覧会企画のほか、「もうひとつの江戸絵画 大津絵展」(2020年)、「民藝 MINGEI-美は暮らしのなかにある」(2023年、大阪中之島美術館ほか全国7会場開催)の監修に携わる。

トークイベント
「現代の民藝をどう捉えるか?」

現在の民藝ブームをリードするテリー・エリスと北村恵子。本展監修協力者である濱田琢司氏が、民藝の系譜における二人の位置づけ等をお話するほか、現代の民藝についてクロストークします。
日時 2024年6月1日(土)
15:00-16:30(開場14:30)
登壇者 濱田琢司(本展監修協力・関西学院大学文学部教授)
テリー・エリス/北村恵子(MOGI Folk Art ディレクター)
※逐次通訳、手話通訳つき
会場 世田谷美術館 講堂
定員 先着140名
※当日14:00より講堂前にて整理券を配布します
参加費 無料
Photo: Yuki Ogawa

公開制作「鳥越竹細工のいま」

鳥越竹細工作家の柴田恵氏による制作の実演。トークもまじえ、産地の現在をめぐる状況について伺います。

日時 2024年6月9日(日) 15:00-16:30(開場14:30)
講師 柴田恵(竹のめぐみ主宰)
※手話通訳つき
会場 世田谷美術館 講堂
定員 先着140名
※当日14:00より講堂前にて整理券を配布します
参加費 無料
◎ 終了した会場
大阪会場
終了しました

民藝ゆかりの「リーチバー」で、本展コラボのオリジナルカクテル登場!
特製の器で、バーナード・リーチと濱田庄司の絆が100年を超えて1杯に結実

大阪会場の大阪中之島美術館からほど近いリーガロイヤルホテル。大阪の迎賓館とも称されるクラシカルなたたずまいの中でも、ひときわ重厚な雰囲気を醸し出す「リーチバー」は、日本の民藝運動に深く関わった英国人陶芸家、バーナード・リーチの着想に基づき、店内には民藝の名品が飾られています。

展覧会とコラボレーションしたオリジナルカクテル「酒楽陶酔(しゅらくとうすい)」が開幕に合わせて登場します。民藝の和のテイストを意識しながら、ほんのりと甘いバニラと爽やかなハーブがほのかに香る、夏にぴったりな“食べるカクテル”。クリームリキュールの中でバニラアイスクリームがじっくりと溶けてゆき、時間とともに変化する味わいをお楽しみいただけます。

このカクテルを包み込む器を手がけたのは、栃木・益子の濱田窯。陶芸家・濱田友緒が本展オリジナルメニューのために特別にデザインした逸品です。濱田の祖父・濱田庄司は、約100年前の民藝運動創設者の一人であり、リーチとともに日英両国を互いに行き来しながら、陶芸の道を長らく追究しました。現在も孫たちがリーチポタリー(英・セントアイヴズ)と濱田窯を守り、志を受け継ぎながら交流を続けています。
リーチは日本各地で作陶し、英国式のハンドルの作り方を教えて回りました。今回の「手付き杯」に付けられたハンドルは、同じく日英を拠点に世界の手仕事やアートをつなげてきたショップ「MOGI Folk Art」(東京・高円寺)からのヒントも得て、濱田友緒によるリーチへのオマージュとなっています。リーチと濱田、生涯を通じた深い絆は100年の時を超えて、民藝の世界を味わえる1杯のカクテルとなって大阪の地でまたひとつの実を結びました。

提供期間 7月8日(土)~9月18日(月・祝) 
毎週火曜は定休
料金 2,530円(税金・サービス料込)
営業時間 [月~金]16:00-24:00
[土日祝]14:00-24:00
提供場所 大阪市北区中之島5-3-68 
リーガロイヤルホテル1階
「リーチバー」
期間中、本展チケット(半券含む)提示でリーガロイヤルホテル内飲食店10店の代金を10%引き

対象は「リーチバー」はじめ「レストラン シャンボール」「THE RAY」「オールデイダイニング リモネ」「中国料理 皇家龍鳳」「鉄板焼・焼肉 なにわ」「日本料理 なかのしま」「カウンター割烹 みおつくし」「メインラウンジ」「セラーバー」
※一部対象外メニューあり ※他の優待・割引との併用はいたしかねます

終了しました

トークイベント
「MOGI Folk Art ディレクターに聞く、豊かな暮らしのつくり方」

MOGI Folk Artディレクターの北村恵子とテリー・エリス
MOGI Folk Art ディレクターのテリー・エリスと北村恵子
Photo: Yuki Ogawa
現代の暮らしやファッションにも溶け込む民藝の新たな価値や楽しみ方を、各地の作り手たちに寄り添いながら生み出し、伝えてきたテリー・エリスと北村恵子。民藝を手がかりとしたMOGI流豊かな暮らしのつくり方について、お話を伺います。
日時 2023年7月8日(土) 
14:00~15:30
会場 大阪中之島美術館 1階ホール 
定員150名
登壇者 テリー・エリス/北村恵子
(MOGI Folk Art ディレクター)
プロフィール
聞き手 北廣麻貴(大阪中之島美術館学芸員)
参加無料(要展覧会チケット)・事前申込制

※申し込み方法およびその他イベントは決定次第、大阪中之島美術館公式ホームページにてお知らせします。

いわき会場
終了しました

講演会 暮らしのなかの民藝

日時 11月5日(日)14:00-16:00
講師 森谷美保(本展監修/美術史家)
会場 いわき市立美術館 セミナー室(3階)
定員 40名(当日先着順・事前申込不要)
参加費 無料
終了しました
Photo: Yuki Ogawa

公開制作 岩手の民藝「鳥越竹細工」を知る

作り手である柴田恵さんのお話を聞き、実際の手仕事を見ることで理解を深めます。

日時 ①11月18日(土)14:00-15:30
②11月19日(日)10:00-11:30
※内容は①、②共通
講師 柴田恵(竹のめぐみ主宰)
会場 いわき市立美術館 セミナー室(3階)
定員 各回40名(当日先着順・事前申込不要)
参加費 無料
終了しました

ワークショップ 三春人形と触れ合おう!

福島の民藝「三春人形」の制作の様子を見学し、絵付けの体験をします。

日時 11月25日(土)
①13:00-14:30
②15:00-16:30
※内容は①、②共通
講師 橋本彰一(デコ屋敷大黒屋代表取締役)
会場 いわき市立美術館 実技講習室(3階)
定員 各回15名
対象 小学生以上(小学3年生以下は保護者同伴)
参加費 500円
応募 10月28日から電話受付(要事前申込・先着順)
TEL:0246-25-1111(受付時間9:30-17:00/月曜日休館)
広島会場
終了しました

オープニングトーク
「日々の暮らしを豊かにするコツ—民藝と手仕事の魅力」

MOGI Folk Artディレクターの北村恵子とテリー・エリス
MOGI Folk Art ディレクターのテリー・エリスと北村恵子
Photo: Yuki Ogawa
本展最終章のインスタレーションを手掛けているMOGI Folk Artのお二人に、山陽山陰をはじめとする現在の作り手との交流にまつわるお話や、実際に生活の中で取り入れている民藝の品々への思いなどをうかがいます。
日時 2024年2月10日(土)
14:00-15:30
ゲスト テリー・エリス、北村恵子(MOGI Folk Artディレクター)
会場 東広島市立美術館1階アートスペース
定員 40名(事前申込制・参加無料)
※お申込みは1組4名まで
申込締切 1月27日(土)必着
終了しました

ワークショップ
「おいしい珈琲を淹れて、民藝の器で味わう」

広島と東京で珈琲ショップを展開するOBSCURA COFFEE ROASTERS。一部店舗では民藝のうつわの販売もしています。今回は初心者でも楽しめる珈琲の淹れ方をレクチャーしたあと、民藝のうつわを使って実際に珈琲を味わいながら、民藝の魅力について参加者の皆さんと一緒にお話します。
日時 2024年2月17日(土)
1回目=10:00~12:00
2回目=14:00~16:00
講師 川上厳雅(OBSCURA COFFEE ROASTERS)
会場 東広島市立美術館1階アートスペース
定員 各回6名(事前申込制)
※お申込は1組2名まで
参加費 1,500円
申込締切 2月3日(土)必着
OBSCURA COFFEE ROASTERS

2009年東京・三軒茶屋にオープン。現在東京4店舗、広島2店舗を展開する珈琲ショップで、世界各地の良質な珈琲豆を現地で買い付け、自家焙煎している。開店にあたり、湯町窯など民藝のうつわを採用し珈琲提供を始める。現在は珈琲販売のみならず珈琲の淹れ方をレクチャーするワークショップを開催するほか、一部店舗では日本各地の窯元のうつわなど民藝品の販売を手掛けている。

終了しました

クロストーク
「民藝の作り手と配り手—つなぐものたち」

本展で紹介している倉敷ガラスの小谷栄次氏を「作り手」、倉敷美観地区で50年以上親しまれている融民藝店の店主・山本尚意氏を「配り手」として招聘し、作り手と使い手をつなぐ配り手の関係性にフォーカスを当てます。倉敷ガラスの制作過程や融民藝店との長年にわたる関わりなどをご紹介するともに、両者ともに先代から受け継ぎ活動を続ける立場として、民藝の品々に対する思いなどについてうかがいます。

日時 2024年2月24日(土)
14:00~15:30
講師 小谷栄次(倉敷ガラス 職人)、山本尚意(融民藝店 店主)
会場 東広島市立美術館1階アートペース
定員 40名(要申込・参加無料)
※お申込みは1組4名まで
申込締切 2月10日(土)必着

◎講師プロフィール

小谷栄次
Photo: Yuki Ogawa
小谷栄次倉敷ガラス 職人

1961年倉敷ガラス創設者である小谷眞三の長男として岡山県倉敷市で生まれる。1983年大阪芸術大学芸術学部写真学科卒業。1984年より父のもとで吹きガラスを始めた。1988年倉敷市羽島に築炉し1996年に倉敷市粒江に移築。2002年日本民藝館初入選、翌年奨励賞受賞。2006年から2010年まで倉敷芸術科学大学専門学校講師を務める。「倉敷ガラス」と命名した外村吉之介による言葉「健康で、無駄がなく、真面目で、威張らない」を親子二代にわたる信念とし、手仕事がもたらすぬくもりあるガラスのうつわづくりと日々真摯に向き合っている。

山本尚意
山本尚意融民藝店 店主

1978年倉敷市生まれ。写真を仕事にするため岡山県内の大学を中退し上京。スタジオアシスタント、広告制作会社を経て、フリーランスとして独立。東日本大震災を機に、2012年に郷里・岡山へUターン。東京時代、ものづくりやお店を営む人などを紹介するリトルプレス制作に携わっていたことから、岡山でものづくりに関わる人たちを広く紹介したいという思いに至る。同年12月岡山県民芸振興株式会社へ入社し9年勤める。その間、倉敷民藝館や融民藝店などに通い民藝にふれて学ぶ。融民藝店を立ち上げた初代店主・小林融子氏が2021年末に引退することを受け、倉敷で50年続くその歴史を受け継ぎながら2022年2月に新たな融民藝店として再開させた。

終了しました

記念講演会「暮らしのなかの民藝」

本展監修者である森谷美保氏に、柳宗悦が説いた民藝の思想をはじめ、民藝運動で柳や同人たちが着目した暮らしのなかの美への眼差しなどを中心に、山陽山陰の民藝との関わりを交えながらお話しいただきます。

日時 2024年3月2日(土)
14:00~15:30
講師 森谷美保(本展監修/美術史家)
会場 東広島市立美術館1階アートペース
定員 40名(要申込・参加無料)
※お申込は1組4名まで
申込締切 2月17日(土)必着

◎講師プロフィール

森谷美保本展監修/美術史家

神奈川県生まれ。1992年よりそごう美術館学芸員として勤務(2014年退職)。現在は実践女子大学、学習院大学などの非常勤講師。専門は民藝、近代工芸史。そごう美術館在職中に「モダンデザインの先駆者 富本憲吉展」「日本民藝館所蔵 李朝の工藝展」「棟方志功と柳宗悦展」「ノリタケデザイン100年の歴史」「黒田辰秋の世界」などを企画。美術館退職後、「明治有田 超絶の美」展(2015年)をはじめとする陶芸関連の展覧会企画のほか、「もうひとつの江戸絵画 大津絵展」(2020年)、「民藝 MINGEI-美は暮らしのなかにある」(2023年、大阪中之島美術館ほか全国7会場開催)の監修に携わる。

終了しました

ワークショップ
「天然藍をつかった染めもの体験」

藍染の染色工房「藍泉館」を東広島に構えに活動している染色家・前垣佳代氏。日本最大の藍の産地である徳島の阿波藍を原料とする「すくも」を用いた天然灰汁醗酵建てによる藍染を行っています。柳宗悦は著書『手仕事の日本』で阿波藍の素晴らしさについてとりあげました。このワークショップでは、展覧会に出品されている藍染の着物を鑑賞したあと、藍泉館にて天然藍(阿波藍)による藍染体験を行います。
日時 2024年3月16日(土)
14:00~16:00
講師 前垣佳代(染色家)
会場 東広島市立美術館1階アートスペース、藍泉館(賀茂泉酒造敷地内)
対象 5歳以上(小学生以下は保護者同伴)
定員 10名(要申込)
参加費 1,000円
申込締切 3月2日(土)必着
前垣佳代
前垣佳代染色家

広島市生まれ、東広島市在住。1972年武蔵野美術大学造形学部卒業。その後、広島の染色家・花房花子からロウケツ染めの手ほどきを受ける。花房の紹介で藍染め作家・飴村秀子と出会ったことにより本格的に染色を始め、のちに藍染を取り組むようになった。2002年から藍染体験工房「藍泉館」を開設し、阿波藍を用いた天然灰汁発酵建てによる藍染で制作をおこなっている。現在、現代工芸美術家協会本会員、阿波藍染織作家協会会員、藍と愛の会会員。